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欧州

欧州は、数多くのイノベーションホットスポットが存在する活気に満ちたエコシステムです。学術研究が進む大学と優れた人材に恵まれているだけでなく、サステイナビリティへの取り組みをはじめとする政府主導のイノベーション強化政策により、特にAIやロボットなどのディープテック、ライフサイエンス、クリーンテック、フィンテックなど社会的にインパクトを与える分野で、顕著な強みを持っています。

日本企業にとっての機会

近年、VC投資額やユニコーン数など、その市場規模は今までにない規模と早さで拡大しているものの、歴史的に名の知られるシリコンバレーの存在により、特にイノベーション活動を行う日本企業から、投資やコラボレーションの活動地域として見落とされてきた傾向がある欧州では、適切なイノベーション戦略の策定により、優れた企業の発掘やコラボレーションの実現だけでなく、競合他社の先をいく市場優位性の獲得や持続可能なビジネスの構築が可能になります。

さらに米中間の摩擦やソフトバンクによる欧州企業への大規模投資により、欧州テック企業から安定したビジネスを展開する日本企業との協業やその資本に注目が集まっており、最先端技術を持った欧州スタートアップとイノベーションを求める日本企業のニーズが合致することで、高度なシナジーが期待できます。

イントラリンクは、欧州5拠点に日英バイリンガルスタッフを配置し、さらに欧州中に広がるベンチャーキャピタル、アクセラレーター、インキュベーター、高等教育・研究機関との幅広いイノベーションネットワークを築いてきました。これにより、現地エコシステムや最先端技術に関する最新情報の提供だけでなく、日本からはアクセスの難しい開発レベルの技術やシード企業の開拓も可能になり、各クライアントのニーズにより適切な企業を選定及び評価し、日本大手企業と欧州スタートアップのより確実なコラボレーションを促進しています。

欧州リーダーシップ

ヒュー・トマス

マネージング・ディレクター

英国本社を拠点に、コーポレートイノベーション事業、プロジェクト実行の総責任者を務める。旧三洋半導体での販売マーケティングマネージャー、その後弊社東京オフィスの代表者として、日本のテクノロジーシーンに20年以上携わってきた。また半導体、ディスプレイ、エレクトロニクスなどの専門知識を持ち、弊社の Electronics & Embedded Software部門においてGlobal Leadも務めている。

ジェームズ・フランシス

事業開発ディレクター

英国のニューカッスル大学を卒業後、日本語を勉強するために2008年に来日、日本語能力試験N2を取得。2011年にイントラリンクに入社。東京事務所を拠点に自動車、電子ディスプレイ、生産装置など、様々な分野で海外スタートアップの日本市場進出を支援。その後、英国大手スタートアップへの転職を経て2019年1月、イントラリンクに再入社。現在は、ロンドン事務所を拠点に欧州在の日本企業への事業開発をリードする。

デヴィッド・ピーコック

プロジェクト・ディレクター

中国で11年間勤務した後、2014年英国に帰国。2013年にイントラリンクに入社、中国オフィスと英国オフィスで勤務。同グループ設立メンバーの一人。ヘルスケア産業の分野で英国企業の調達先の確保と市場調査の補助を担当した後、情報通信技術、製造、金融、鉱業といった幅広い分野で経験を積んだ。マンチェスター・ビジネス・スクールで、中国におけるビジネス・経営分野の修士号を取得。標準中国語が堪能である。

ヴィクトリア・ノヴィコヴァ

プロジェクト・ディレクター

同志社大学大学ビジネススクール卒業後、2012年から京セラ株式会社半導体事業海外営業部にて、欧米企業のハイエンド画像センサー用途用のパッケージを担当。イントラリンク東京オフィスではAIやIoT、クリーンテック関連プロジェクトに従事してきた。現在は仏パリを拠点に、再エネ、P2P、V2G、水素、CCUS、ESG出資など、多岐にわたるサステナビリティ・イノベーション戦略開発プロジェクトをリードしている。

ジャック・ポーター

プロジェクト・ディレクター

英国本社で5年間勤務した後、2022年に東京に異動。保険、モビリティ、スマートシティ、インダストリアルオートメーション、モビリティ、バイオテクノロジーなど幅広い専門知識を持ち、現在までに30社以上のクライアントを担当してきた。イントラリンク入社以前は、日立マクセルの英国本社で製品開発に従事。2013年に、早稲田大学への留学を経て、マンチェスター大学で日本学の学位を取得。日本語に加え、韓国語も堪能。